順響にはたくさんの部員がいて、それぞれが決まった楽器を担当しています。このページでは、「あまり楽器には詳しくないな」という方のために、順響で使われている楽器をご紹介いたします。「楽器は分かるんだよなぁ」というあなたは、「パートを知る」へどうぞ♪
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弦楽器
ヴァイオリン Violin
ヴァイオリンは弦楽器の一種で、ヴァイオリン属の中で最も小さく、最も高い音域を出せる楽器の一つです。オーケストラといえばヴァイオリンというイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。オーケストラ内で最多のパート人数を誇ります。
ヴィオラ Viola
ヴァイオリンをやや大きくしたような外見で、中音域を担当する弦楽器です。譜面は基本的にハ音記号を用います。その深みのある音色に惹き込まれる奏者も多く、オーケストラの醍醐味とも言えるハーモニーを楽しめるパートです。初心者が始めやすい弦楽器ともいわれています。
チェロ Violoncello
チェロは、ヴァイオリンをかなり大きくしたような形をしています。ヴィオラより1オクターブ低く調弦されており、奏者は椅子に座り両膝の間に楽器を挟んで演奏します。人間の声域に近い音域を持つため、長く歌い上げるような美しい旋律が多いことも魅力です。他の楽器と比べると音域が広いことも特徴の一つです。
コントラバス Contrabass
コントラバスは弦楽器の中で一番低い音域を担当しています。その楽器の大きさはもちろん、他の弦楽器とは異なる調弦となっている等ユニークな楽器ですが、その分やりがいがあると言えるでしょう。オーケストラ以外にも吹奏楽やジャズなど様々な演奏形態で使用されています。
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木管楽器
フルート Flute
フルートは世界最古の楽器ともいわれ、リードを使わない「エアリード(無簧)式」の横笛です。フルートは金属製ですが、木管・金管の分類は発音の仕組みで決まり、木管楽器の1種とされています。高音域を担当します。小鳥のさえずりのように澄んだ軽やかな音色が特徴です。
オーボエ Oboe
オーボエはリード(薄い板)を2枚使って振動を起こし、音を出す木管楽器です(これをダブルリードと呼ぶ)。クラリネットと外見が似ていますが音色は大きく異なります。その甘美で朗々とした音色のため、間違いなくオーケストラで一番、美味しいメロディーが降ってくる楽器と言えるでしょう。
クラリネット Clarinet
クラリネットは「リード」という薄い板を1枚使って音を出す木管楽器です(これをシングルリードと呼ぶ)。吹奏楽ではパート人数最多を誇る花形楽器ですが、オーケストラではその柔らかく艷やかな音色と音域の広さを活かし、ソロとしても活躍します。
ファゴット bassoon
ファゴット(伊:Fagotto)はバスーン(英:bassoon)とも呼ばれる木管楽器で、低音域を担当します。ダブルリードです。管が長いため斜めに持ちます。吹奏楽では目立たない印象を持たれがちですが、オーケストラでは大活躍します。緊張感のある心震わす高音域から、オーケストラ全体を支えるような低音域まで広く活躍できる楽器です。
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金管楽器
ホルン French Horn
ホルンはかたつむりのように丸い形をした金管楽器で、広い音域を持ちます。複雑なカーブを描く長い管から生み出されるその深い音色は、クラシック音楽に限らず数多くの作曲家を虜にしてきました。身近な作品では「スターウォーズ」「ジュラシックパーク」や様々なディズニー作品の映画音楽で大活躍しています。
トランペット Trumpet
トランペットは金管楽器の一種で、その中でも最高音域を受け持つ、華やかな音色が特徴の楽器です。吹奏楽で目立つのは言うまでもありませんが、オーケストラでも”ここぞ”というときに活躍する重要なパートとなっています。
トロンボーン Trombone
トロンボーンは金管楽器の一種で、スライドしながら音の高低を変えて演奏します。アルト・テナー・テナーバス・バス…と管の長さによって担当する音域は異なりますが、主に中低音を担当しています。古くは宮廷や教会などで使われていた神聖な楽器で、音域が人間の声域に近いためミサ曲等に使われていた歴史があります。
打楽器
主にオーケストラでは、ティンパニ、バスドラム、スネアドラム、トライアングル、タンバリン、グロッケンシュピールなどの楽器を使用します。他にも、銅鑼やカスタネット、チューブラーベルなどといった楽器も幅広く扱います。
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最終更新日:2020年4月12日